4月8日 サイン会へ行く
GMOペパボ時代の同僚だった通称まおさまの、書籍サイン会に行った。
もう少し、ちゃんとした説明をする。
まおさまこと、和田まおさんはminneというハンドメイドマーケットプレイスの作家さん支援をおこなっている。その関係で、少し前に書籍を出版した。
その書籍の出版イベントを全国行脚でまわっていて、4月8日にららぽーと横浜の手芸店で行われた。
まおさまとは、仕事上はそこまで絡みはなかったのだが、薄い関係性なので、顔を出すのも変かもしれないと当日まで行こうかどうか悩んでいた。
とりあえず、朝用事がなかったので、朝一に大きな書店にもいきたいこともあり、ららぽーと横浜に向かった。4月末で退職されると聞いていたので、良い機会だとも思った。
サイン会は11時からだったが、10時ぐらいについて紀伊國屋書店で本を買い、手芸店に向かった。
店の前でたぶん7往復ぐらいした。通り道でウォーターサーバー売ってたお兄ちゃんに5回ぐらい呼ばれて、スルーしたので悪いことをしたと思った。
しかし、まおさまとはもう7年ぐらいもお会いしていない。行ったら「お前は誰だ」的な空気が流れるのも微妙だし、「なんであなたが」的な空気が出るともっともっと微妙だし。
そう思い、7往復ぐらいした。すごい歩いた。
1日の目標歩数を8000歩と、ウェラブルに設定をしている。その7往復だけで達成したい。たぶん、ここ数年で一番歩いた。
しかし、店の前に知ってる人(広報やってた人)がいたので、とりあえず知ってる人がいればなんとかなるか…と思い決死の覚悟で店内に入った。とりあえず、広報やってた人に声をかけて、挨拶をした。これで、自分を認識している存在が1名いる状態になった。安心した。
これで「お前は誰だ」的な空気は流れない状態にはした。よくやった、自分。
そうして、サイン会の順番がきて、挨拶をしたが、やはり最初はマスクをしていてわからなかったようで「どうも、アヨハタです」と言った。
GMOペパボは、あだ名で呼び合う文化なので、本名の大西で呼ばれたことはほぼない。会議でも「アヨさん」って呼ばれていた。なので「どうも、アヨハタです」と自分のことをアヨハタと呼ぶ。この文化、ダメな人はダメだと思うが、24年ほどアヨハタをやっているので、自分はアヨハタである。そう思って人生の半分を生きている。
「どうも、アヨハタです」と言ったことで、なんで来たんですかアヨさん、とびっくりされていた。そりゃそうか、自分の立場でかんがえると、それほど仕事上も絡みがない人がイベントに来てくれるなんて、奇特な人だ。奇特人間大賞だ。
そうして、少し近況報告とか、共通の知り合いというか、私の元上司の近況とかも聞いたりした。そうして、あっという間に終わり関係者に挨拶をして帰った。
コロナ禍以前以後でもだが、人と会うという行為は自分から仕掛けないと実現できない。この前、ささきるさんの退職ポッドキャストに行ったのもそうだけど、人と会うという行為は楽しい、改めてそう感じた。
4月9日 団地へ行く
車をはしらせて若葉台の団地に行った。
クラウドファンディングをやっていたことで知ったBOOK STANDという本屋に本を買いにいった。中前さんという、Twitterでフォローしている方のエッセイが販売しているということで行ってみた。
BOOK STAND自体は、団地の本屋さんという感じで、近所の子供だろうか漫画を立ち読みしていた。町の本屋な感じで良い。
新刊もあるが、古本もある。雑貨も少しあるし、雰囲気のよい独立系書店であるが町の本屋としての役割も果たしている。久々に雰囲気の良い本屋と出会った。
目的だった「好きよ、トウモロコシ」はラスト1冊だった。申し訳ないと思いつつ、手に取った。近くにあった森岡督行さんの「ショートケーキを許す」が気になって一緒に買った。自分は、ショートケーキが好きだ。生クリームが大好きだし、スタンダードなものが好きだ。ショートケーキはスタンダードなケーキで一番好きだ。だから、ショートケーキっぽいものは買うようにしている。
今週買った本、読んだ本
伊藤沙莉が大好きだ。初めて認識したのは、「いいね!光源氏くん」というドラマだ。何気なく見ていたが、声がとても好きだった。あの、なんとも言えない声。あと、佇まい。大きく喧伝はしてないが、好きな女優は?と聞かれると、ここ数年は伊藤沙莉と答えている。
その伊藤沙莉を好きになった時期と同じくして、M-1グランプリの決勝戦で初めて見たオズワルドの漫才に衝撃を受けた。すごかったと感じたわけではなく、関東ぽい漫才だという色眼鏡で見始めたが、光るものを感じた瞬間だった。
説明不要だが、そのあと毎年決勝に出場している。2022年は敗者復活ではあるが。
時をしばらくして、伊藤沙莉の兄だと知る。そして、気がついたら蛙亭の岩倉(現イワクラ)や他2名とのルームシェアを始めたり、伊藤兄妹は注目している。
そのオズワルド伊藤がnoteに書き留めていた文章と雑誌連載に加えて書き下ろしのエッセイを加えた一冊である。
当然、妹の天才女優のこと、相方である狂人畠中(文中では社長と呼んでいる)やM-1への想いなど語られていて、内容としては想像の範囲内のことが書かれている。
しかし、文体が面白い。才能なんだと思う。
しかし、あのヒゲでヘビースモーカーでキャバクラのボーイとして長年バイトしていることから、陽キャでパリピな人と思われるが、案外そうでもない。意外と、奥ゆかしさを感じる。
来年はM-1優勝してほしい。
余談
Twitterで見かけたダイエー写真集が胸熱だった。
サイトの運営は中内学園というところで、創業者の中内㓛が創った学校である。
昔の店舗の写真などが掲載されている。自分の家の近くにあったダイエーや系列のトポスの写真を見ることができる。
なんとなく、懐かしさに浸れる。
自分は、チェーンのスーパーが好きだ。そう改めて感じたサイトである。