2024年8月17日
おそらく自分が人生で一番長い時間遊んだゲーム「消滅都市」。そのテレビアニメきっかけでスタートしたアイドルグループSPR5の最後のライブに行くために、代々木の山野ホールに向かった。
道中、渋谷のサクラステージや原宿のラコステのお店に寄ったがそこは割愛して、このライブについて。
「消滅都市」はライトフライヤースタジオというグリー傘下のゲーム会社が開発したスマホゲームで、約10年続いたゲームである。自分は、かなり早い段階から遊んでいたので、かなり思い入れがある。
ゲーム中に登場する、SPR5というアイドルユニットがあり、TVアニメ化に際して登場することとなり、新人声優さんがそれぞれのメンバーを担当することとなった。
中には、この「消滅都市」がデビュー作という人も数人いた。
CDデビューもして何度かライブが開催されていたが、自分は特に参加はしていなかった。理由は、ゲームが好きだけど派生ユニットとか」までは追うという熱意までは出なかった。
ただ、この「消滅都市」も先日サービスが終了した。そして、数ヶ月前からオフライン版として期間限定で公開され、ライトフライヤースタジオのゲーム音楽のフェスがあり、SPR5の歌を聞いて、そして最後のライブが行われるということを聞いて、行くかどうかとても悩んだ。
結局、当日の1週間前にチケットを取って行くことになった。
久々のアイドル現場で、ジャンルが違うヲタの人もたくさんいた。
いわゆるヲタ芸を歌唱中にしていて、この人たちはステージを見ているのか、という疑問を持ちつつもとても楽しめた。
自分の目にはステージに、「消滅都市」のホムラ、ナミ、ハルカ、レナ、ユアが歌っている姿がみられた。自分は、レナというキャラクターがよくガチャで引けたので、愛用していた。
だから、レナが大好きだ。光属性のレギュラーメンバーだった。
レナは強い、チェインを20追加して、ボスの時はHPを20%削る能力がとても好きだった、かわいい。
ただ、ステージをみていて、ハルカ役の直田さんのソロ曲が、腰を抜かすぐらいうまく、ステージで輝く姿をみて心が奪われた、そしてもっと早くからライブに行けばよかったと後悔した。
このライブは、Supreme finaleというタイトルで、タイトルの通り最後である。
昼夜と2公演あって、夜公演に行った。まさに、最後の回だった。
だからか、メンバーは涙を堪えながら歌っていた。途中から、センターのホムラ役の社本さんが堪えきれず、ずっと泣いていた。僕も泣いた。
そして、最後5人はマイクを中央に、星型にしておいて、すっとステージから消えていった。
この世界線においての「消滅都市」の本当にフィナーレの瞬間だった。この作品には、たくさんの世界線が出てきて、登場人物たちがそれぞれの世界線で色々な運命に翻弄される。
ありがとう、SPR5。消滅都市ありがとう。
鳩の日
朝6時から並んで買いました
ワニの日
余談
家族が面白いというので、「赤と青のガウン」という本を最近読んでいます。
著者は、彬子女王。今上天皇のはとこ、皇族の方が著者です。
皇族の生活などが垣間見れたり、オックスフォードへの留学の大変さなどが書かれているエッセイですが、一番のこの本のオススメはとにかく読みやすい。
スッと入ってくる文章で、とにかく読みやすい、そして品のある文章。
名文とはまさにこれだ、そう読みながら感じる一冊です。