5月2日 岩手へ向かう
予定していた岩手へ旅立つ。
盛岡行きの新幹線に乗って新花巻に向かう。
東京駅のグランスタでシン・仮面ライダーとのコラボ弁当を買う。普段は、みそかつは選ばないが、先日見たシン・仮面ライダーが良かったので、つい買ってしまった。
どう見ても、ブタオーグである。
東北方面は2度目なので、あっという間に大宮駅ぐらいまでついて、ここが大宮セブンが活動する大宮ラクーンの劇場があるのかと感慨にふけっていた。
あっという間に仙台、郡山。たぶん、3時間ぐらいして新花巻駅についた。
レンタカーを借りて、ホテルのチェックインまで時間があるので宮沢賢治の記念館に行った。
宮沢賢治の直筆の原稿や、当時の社会情勢や関わる人、影響を受けたものなどの情報があった。作品に反映されているものが色々と揃っていて、とても興味深かった。
そんな展示を見て、時間もたったのでホテルに向かう。
ホテルは花巻温泉のホテル千秋閣というところだ。歴史があるホテルだが、とても清潔感もあり部屋も広く満足度が高いホテルだった。
朝晩はバイキングだが、お米が美味しく、山海も近いこともあり山菜なども使った料理もちょこちょこあった。山菜のお味噌汁が美味しかった。
ホテルの催しで、地元の芸能文化に触れる機会があった。
鹿踊というのを見た。太鼓を叩いたり、ツノを振り回したり。迫力があった。
司会の人が言っていたが、東北地方はこうした芸能を伝える団体がとても多いらしい。
自分が出身のところは、そういった文化が薄い場所なので、どことなく羨まく感じた。そして、もっと地元である大阪のことをちゃんと調べて知りたいなともおもった。
そうして、旅行1日目が終わった。
2日目、3日目は来週に続きます。
今週買った本、読んだ本
2023年4月10日号で書いた「好きよ、トウモロコシ。」を読んだ。
著者の中前さんは、Twitterではフォローして文章を読んで注目はしていた。
初エッセイが出てということで手に取ってみた。
エッセイは、その人の人となりが全てあらわれてしまうものだと思っている。
その人の生きてきた道のり、環境、考え方、行動など。たまに、これは苦手だと思って途中で読むのをやめてしまうものもある。それ自体は、ただ合わなかっただけだと思うようにしている。
この「好きよ、トウモロコシ。」は、まわりの温かい人、ご自身の優しさがとても滲み出ている一冊だった。次の1篇はどんな内容なのか、とても楽しみながら読んでいった。
ただ、途中とても悲しくなる出来事が起きてしまう。人生だから仕方ないと思いつつ、近い体験をしているのでとても感情移入してしまう。少しだけ読み進められなくなっていた。
最後まで読んで、お母さんへの想いがとても詰まった一冊だ、そう感じた。
そして、その世代の女性が感じている、なんとなくの感情も少し触れることができた。
本棚に仕舞う前に、また少しパラパラと読み直してから仕舞おう。
余談
バイキングで料理を選ぶ能力が極めて低い。もう少し上手くなりたい。